昨日の続きから。
PCでの「快適な」操作に慣れた松井が、なぜコンシューマー機でのプレイにハマったのか。
その理由は、Xboxのオンラインゲームサービス「XboxLive」にある。
現在、しのぎを削っている3ハード…PlayStation2、ゲームキューブ、Xbox…ともに、それぞれ独自のネットワークゲームサービスを展開している。
その中で、ひときわ優れたサービスを提供しているのが「XboxLive」だ。
(ここでは、ハードウェアの巨大さ、発売直後のCD掘削事件に端を発し、ソフトベンダーが増加せず、いまだに「マイナーハード」の汚名を頂戴し続けている「Xbox」本体については触れないでおく)
「XboxLive」の秀逸な点としては、その汎用性の高いフレンドリスト(ゲームで出会った友達)の存在がある。
それは、各オンライン対応ソフトごとのフレンドリストではなく、「XboxLive」全体でのフレンドリストが常に表示される、ということだ。
「XboxLive」というとマイクユニットを使用しての「ボイスチャット」が有名だが、そんなに目を引くようなものではないこのシステム、使い込んでくると非常にありがたくなってくる。
一つのオンライン対応のハードで長い期間遊んでいると、当然所有するゲームが増え、よっぽど社交性の無い人間でなければ、それなりにフレンドが増えてくる。
「XboxLive」ではフレンドが「どのゲームで遊んでいるか」を確認することができ、さらに同じソフトを持っていれば「自分のゲームに招待」あるいは「フレンドのゲームに参加」することができる。
このシステムはネットワークゲームの「一緒に遊ぶ友達がいないとつまらない」、「新しいゲームを始めたばかりで友達がいない」という欠点を一気に補ってくれる。
FPSに話を戻そう。
基本的に、FPSは「人を殺してなんぼ」なゲームだ。
ほとんどの場合、会話もなく、淡々と銃を撃ちまくる殺伐としたゲーム内容になっていることが多い。
ところが、松井が現在プレイしている「RAINBOWSIX」、仲間は全部フレンドで、さらに長時間ゲームをやっているおかげで、どの声が誰なのかが一発でわかる。
「いまそこに、仲間がいる」。
たかがゲームではあるが、その「つながっている感」は非常にすばらしいモノがある。
FPSをプレイした事がある人ならば簡単に想像できるだろう。
フィールドにいる味方が全て声で連携を取り、敵と戦闘できる楽しさが。
エアガンを手に野山を駆け回るサバイバルゲームも魅力だが、実在する銃器をフルに使えるオンラインゲームの魅力もかなりのもの。
これはぜひ、経験していただきたい。
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