2004年10月8日金曜日

イベントオーガナイザーの独り言



イベントオーガナイザー、平たく言えばイベント主催者。


おいらがそれになったのは18歳の時だから、いまから7年(!)前になる。


当時つるんでいた相棒が駆け出しの映像クリエーターで、ほとんど仕事もナニもない状態。


それでも、おいらはそいつに惚れ込んで、「こいつの映像を人に見せてやりたい!」というところから始まったのがゲームイベント「GAMEJAM」。


(偶然だが、セガが同名のゲームイベントを2002年からスタートさせているけれど、縁もゆかりもありゃしません)


「GAMEJAM」はナムコのテスト店舗「INTI渋谷」ではじまり、その後「札幌アミュージアム」で終了させるまで計8回。東京、八戸、山形、札幌、いろんなところでやってきた。毎回、DJを連れて行き、ゲームミュージックを爆音で聴かせ、MCを入れ、トーナメントをやる。


時折(会場側の希望で)1000円で5時間フリープレー、などという形でお金をもらっていたこともあるが、基本的には全て無料。


参加者であるユーザーからはお金をもらいたくない、という気持ちが大きかった。


ここらへんは「project FireWorks」の原型に近いものがあるかもしれない。


「GAMEJAM」、そしてクラブイベント運営時代に培ったノウハウをもとに、2001年に立ち上げた新しいイベントレーベル、それが「project FireWorks」。


音・映像。この二つをよりクローズアップした形で、DJ、VJがリアルタイムでゲームに絡んでくる、という(当時にしては)一風変わったスタイルでトーナメントを進行させたり、なんだか超有名なDJがいたりで、そこそこ話題になったりもした。


最初は「鉄拳タッグトーナメント」、次は「鉄拳4」、そして去年は「セガゲームミュージック」、今回は「鉄騎」と、毎回フォーカスするタイトルを変えて、一発限りのイベントを打つ、というのがFireWorksのスタイル。


だもんで、どんなに乞われても、同じタイトル、同じアプローチのイベントはやらない。


こだわり、っちゃこだわりだけど、ゼニにならんイベントくらい、こだわりもってやらなきゃね、ってことで。





いままでの総赤字額は……計算してないけど、たぶん鉄騎大戦定価で200セット買ってもまだあまりそう(妙に具体的な例えだ)。


それでも、まだまだ続ける理由は、ただ一つ。





俺のワガママ。





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