2004年5月31日月曜日

本と映画



週末は久しぶりに新刊ラッシュだったので本とDVDを貪りつくす。


■アンダーワールド(DVD・映画)


んー。えーと。その。なんつか。


無理、でした。


ストーリー→ブレイド2より微妙


アクション→あなたのハンドガンには何発弾が入ってるですか?


俳優→好みじゃねぇ


■マクロスゼロ4(DVD・アニメ)


あ、あれ?


え?マジ?


と、何度かジャケットを見直してみました。


雪風が面白くなった分、こっちがダメになっちゃった?


■プラネテス2(DVD・アニメ)


原作が好きだったので、ちと楽しみにしてたけれど。


かなーり楽しめました。


原作と共にぜひ。





■ファミリーレストラン(本)


前川麻子さんの新刊。


前著「劇情コモンセンス」が微妙だったので、おっかなびっくり読んでみたけれど、すっきりした文章で組み立てられたストーリーは非常に読みやすかった。


これって、編集者の腕、なのかな。





で、ここからは現在読書中。


■輪違屋糸里 上・下(本)


浅田次郎さんの新刊。


新撰組のお話なので「壬生義士伝」とかぶるかなーと思いつつ進行中。隊員の目からではなく、太夫側からの視点で進む物語。


あの頃の言葉回しの粋さに脱帽。


■あなたの魂に安らぎあれ(本)


戦闘妖精雪風の神林長平さんの3部作第1巻。


合計ページ数2000ページ弱という恐ろしい厚さではあるが、これから読むのが楽しみ。





ってな感じでつらつらと。


それから、垣根涼介さんの「ヒートアイランド」。


好著でした。





2004年5月29日土曜日

思わせぶりな写真(バレバレ)



ph012ついに、アレが届きます。


そして、本日の取材での戦利品でもあります。


とりあえず、腹からにょきにょきです。


つーわけで、エイリアンなんですが。


なんでかしらんけれど、好きなんですよ。


ギーガーが好きってなわけじゃないので、エイリアン限定なのかもしれないけれど。


とりあえず、4作全部見たけれど、個人的には2がお気に入り。つか、バカバカしいので好き。


後のは怖いのでイヤンな感じです。


さてさて。


現在、垣根涼介さんの最新刊を読書中。「午前3時のルースター」が思った以上に面白かったので、即買いで。


いまのところ、あたりっぽい感じがしているけれど、どうなることか。





2004年5月28日金曜日

前向きなようで後ろ向き



鬼の霍乱とでもいうのか、定時に起きたら身体が動かず、ちとビビる。


復活したので、昨日の続きを。


ライターを初めてから今年で10年。


あっという間の出来事というような気もするし、まだまだこれからという気もする。


文章を書く仕事に就きたかった。それがライターに飛びついた理由の一つだが、本当は小説家になりたいと思っていた。


ところが。


16歳になったときに、その方針をがつんと変えられるようなモノと出会う。


それは非常に凡庸な恋愛小説で、ストーリーがどうとか、キャラクターがどうとか、そういったところはどうもしっくりこなかったのだけれど、とにかく表現描写力がすごかった。


そこにある文章を読むだけで、頭の中にストーリーのイメージがどんどん出来ていく。


心を振るわされた後、松井は小説家への道をあきらめた。


「この人にはかなわない」と。


これが良かったのか悪かったのかはわからないけれど、今、松井のいる場所はそうそう悪いモノじゃないと思っている。


もし、あきらめないでそのまま進んでいれば、とか。


もし、あの人の本に出会わなかったら、とか。


そういうのはなんぼでも出てくる。


でも「ま、こんなもんだろう」って認識でいい。


いまは、しがないライターでいいんだ、と。








でもね。


ちょっと前に、その人が結婚してるの知って、ものすげえショックだったの。


ちっくしょぉ。





2004年5月27日木曜日

一途に生きなきゃね。



鉄騎大戦→レインボーシックスというお約束ルートを通りながら、一人でゆっくり飲みたい気分になったので一休み。


最近、自分の中の歯車がうまく世間とかみ合っていないことを認識しながら、なかなかどうしてギアのレシオを変えることができていない。


「ま、人生そんなこともあるさね」と適当に流すことができるくらいには処世術も身につけてきたようではあるものの、カブシキガイシャのシャチョーとしては、このままじゃマズイな、と思ってもいる。


とはいえど、こういう時期はいつだってあるもので。


「そのうちなんとかなるさ」という気持ちと「なんとかしなきゃ」という気持ちの板挟みでストレスだけが溜まっていく毎日を過ごしていたりもする。


そういう中で、自分の立ち位置を見直していかにゃな…このままじゃマズイな、と思わせてくれる相手は、やっぱり女。


「こいつにだけはイイトコ見せ続けたい」


そう思っていれば、きっと「ちゃんと」していられるんだろう。


時折、壊れてみたい時もあるものの、完全に自分を壊す勇気も度胸もないままでここまで来てるんだから、しっかり自分を作り上げて行かにゃならん、と自分を追いつめて。


人間、とことんまで追い込まれりゃ、前に出るしかないわけで。


それが、どっちの方向かはさておき、現状の打破には必ずつながる。


ってなことを、ぐるぐる回ってる頭で考えた結果。


おいらはおいらを肯定します。





つまるところ。そういうことなんだろね。





……次回は「松井がライターになったわけ」と「小説を書かなくなったわけ」を書いてみよう。


もちろん、酔っぱらってない状態で、ね。





鉄騎大変



ph011鉄騎大戦が日課となって早半年。


一緒にプレイする「戦友」もほぼ固定となり、「ゲーム」が目的になる、というよりも「コミュニケーション(主にボトムライン)」メインになってきている。


その傾向は、管理人の松井がアレなのでそこかしこに種はまいてあったのだけれど、オフ会以降になぜか顕著に。


Q.もともと、(ボイス)チャットで仲がいいメンバーがオフ会で顔をつきあわせたらどうなるか。


A.もう、大変なことになります。


まー、だいたいですな。ネットゲームの場合、「ちょっと離席します」といってトイレにいったりするもんなんですが。


うちらの場合「ちょっと離席します」といってグラスと酒を取りに行く人が多かったり、そもそもゲームをやる前から飲みまくってる人がいたり。「酒を飲みながらオンラインゲームをやる」というだけでもおかしいのですが。


すでに、鉄騎大戦(野良犬関係のみ)。


大人の寄り合い場所になっております。


ネットゲームの正しい活用スタイルってこんなもんなのかもしれない。





2004年5月26日水曜日

携帯電話を買い換えて



ph010ありとあらゆる方面から「よくそんなの使えるね」と言われ続けて1年間。FOMAの鬼子と言われた(ホントかいな)SH2102Vの子機バッテリーが遂にイカレてしまった。


打ち合わせに行けば、それだけでネタになる携帯、というのもなかなか珍しいものではあったけれど、いかんせん「デカイ」「バッテリーが持たない」「子機をよく忘れる」という問題があり、FOMAの通話料が激減したという喜んでいいんだか悪いんだかわからないような状態だった。


で。


心がもぞもぞと動いていた端末「P900i」を「買い増し」。


そう。FOMAは「FOMAカード」を差し替えるだけで、いつでも携帯本体を使い替えることができるのだ。


ちょっとした気分で携帯を使い替える。なんて素敵な響きだろう。とはいったところで、結局10ヶ月使用していないと定価で買い取り→そのころには新機種出てる→結局また同じメーカーの新型になる…という流れになってるんだよねぇ。


ここのところ、あえて別メーカーに機種変更している松井。やっぱり、一番使いやすかったのはソニー端末だなぁ、と思ってみたり。デザインはさておき、文字の予測変換機能、電話帳のアクセスのしやすさが段違いにいい。


ただ、唯一の難点は、メモリースティックオンリー。気がつけば身の回りのモノがどんどんSDカードになっている今、あえてメモリースティックに戻るかといわれると……。





2004年5月25日火曜日

有意義な週末



ウチのブログは、月~金の毎日更新…予定ですが。


時折、飲み会やら何やらで更新が行われないこともあるのでご了承をば。


さてさて。


先週末は意図的に「だらける」ことを選択してみた。


まずは、本屋に行き週末分の本を買い込み。


続いて、DVDを探してみたけれど、いいものは見あたらず、ラーメンをすすって帰宅。


その後、「GTA」のかわりにトチ狂って購入してしまった「クリムゾンスカイ」をちょこっと進めて「鉄騎大戦」に。


一日アクセスしないだけで「昨日はどうしたんですか?」と聞かれる自分にちと苦笑い。


そのまま鉄騎仲間と「レインボーシックス」に移り、朝方までプレイ。


ああ、なんて素敵なダメ週末。





2004年5月21日金曜日

造り手の矜持



ph009番組にて「プロトタイプ」さんを取材。


鉄騎大戦用コックピット、Xbox用ボイスコミュニケーター付きヘルメットなど「意味がわかる人にはささりまくる」プロダクツを作っている素敵な会社さん。


事務所におじゃまして、いろいろとお話をお伺いしたのだが、事務所の中に漂う「モノ作ってます」という匂い…比喩ね。実際の制作は別の場所でやってるので、その手の匂いは一切しない…がステキ。


収録前、社長さんにいろいろとお話を伺うと、これがまたステキなバックグラウンドを持ってらっしゃる。


手に職を持った大人が本気になってモノを作ると恐ろしいモノができる、といういい例だな、と。


おいらも頑張って手に職つけないとなぁ。


ちなみに、収録がおわってから、2時間近くも雑談をしてたのはナイショです。


細かな話はまた後日。


お楽しみに。


あ、ちなみにこの写真。


「コックピットに座って画面を眺める視点」でございます。





2004年5月20日木曜日

たまにはこんなお話も



ph008最後にイベントをやったのが、去年の10月にセガとのコラボレーションで行ったゲームミュージックイベント。


さすがに、会社を作ってからは1~2年に一度程度になってしまったが、年々規模が大きくなってきてはいるようで。ちなみに、「規模=売り上げ」ではなく「規模=赤字」である。


イベント運営、なんていうと格好がいいが、フリーでのイベント屋(クラブイベントも含む)なんて、赤字が当然だったりする。ごくごくたまに、しっかり黒に持って行くイベントもあるようだが、それは本当に少数。


松井の場合「赤字が見えているのに何でやるのか?」っていうと、単純に「皆で騒ぐのが楽しいから」となる。


ゲームセンターを貸し切って、プロジェクターとDJ・VJブースを設置、試合展開に合わせて変わる音楽と映像、みたいなコンセプトの「GameJAM」。


クラブの中に入って爆音でゲームミュージックを聴いてみようという「FireWorks」。いまのところ、だいたいこの二つに集約されてきている。


いずれにせよ「音楽」と「映像」を同時に楽しむ、というのがポイント。クラブVJなどを一時期かじっていた松井、「音楽と映像がマッチした瞬間の気持ちよさ」が大好き。本当にばっちり合った時は鳥肌モノなのだ。


最近、全然ご無沙汰のクラブ活動。


そろそろ再開させてみようかと。


同行者募集中。





2004年5月18日火曜日

「自動」車の未来 (2)



ph007昨日の続きをつらつらと。


コンピューターでの完全制御による自動車の操縦。ちょっと前に「ガイアの夜明け」でも似たような番組を放映していたけれど、ガイアの方は「安全」とか「交通事故の減少」を目指していたのに、こっちは「戦争利用」を堂々と謳っている。ここらへんってお国柄なんだろなぁ。


自国の武器開発を民間や学校が大手を振って手伝うってのもなんか複雑な感じがするけれど、これも日本人の戦後教育に端を発する戦争アレルギーなのかもしれない。


それでも。


実際に無人の車が悪路をガンガン走る姿を見ると、ものすごい興奮する。


車の中には、でっかいPCやモニターなどの機材が隙間なく詰め込まれているけれど、これは将来確実に「小さくなる」だろうと感じた。


近年…といってもここ2~3年のことだが、「小さくなる」ことへの驚きはかなり少なくなってきている…というか、「これはそのうち当然小さくなるだろう」という確信を持っていることに気がつく。PCはもちろんのこと、携帯電話、ポータブルオーディオ、電化製品のダウンサイジング、スペックアップは確実に行われてきている。


10年もすれば、高機能化と小型化が進み、さらに高性能な「自動」車ができあがっていくことだろう。


ちなみに、写真は「自動走行バイク」。


これ、マジで走ってました。


でも、オート三輪タイプにすればもっとよいのでわ……。





「自動」車の未来



f:id:Y_Matsui:20080616170631j:image


昨日、のほほんとNHKを見ていたところ、興味深い番組があったのでいろいろと調べてみた。


「疾走 ロボットカー ~アメリカ軍の未来戦略~ 」


未来っぽいイメージの「ロボットカー」に、ものすごい生々しい「アメリカ軍の未来戦略」。このギャップがちょっと恐ろしいのだが……狙ったのだとしたら、NHKイカス。





これについては、また明日書いてみるですよ。


↓それまでに、予備知識などを


■番組抜粋


この3月、アメリカ・モハベ砂漠の大自然を舞台に、奇妙なオフロード・レースが行われた。参加した自動車にはドライバーが乗っておらず、遠隔操作で動いているのでもなかった。


 このレースの参加者は、人工知能が状況を判断して運転する「ロボット自動車」。ロボットが、ロスアンゼルス郊外を出発点に、ラスベガス近くのゴールを目指して突っ走る、史上初のロボット自動車レースであった。無人のクルマが時速60キロ近い速さで荒野を突っ走るという、前代未聞の異様なレースだ。


 このレースの主催者は、巡航ミサイルやステルス戦闘機などの開発で軍事技術をけん引し、アメリカの圧倒的な軍事力の源となってきた国防総省のDARPA(国防高等研究計画局)。DARPAは、戦場で戦うロボットの開発に力を入れており、その研究に民間の知恵を取り入れようと開いたのが、このレースである。


 優勝賞金は、1億円。この賞金を目指し、学生からロボット研究の権威まで、様々な人が知恵を絞って「砂漠を走るロボットカー」という、まだ正解のない問題に取り組んだ。そうしてできあがったロボット自動車は、思わず吹き出してしまうようなものから、ロボット工学の最先端を行くものまで、様々。


 アメリカが、官民をあげてさらなる軍事技術の革新に疾走する姿を描く。


■参考


DARPAロボット自動車レース……熱い砂漠の壁に全車リタイア


ロボットカー完走なし 出走全車、故障などで


DARPA CHALLENGE(英語)





2004年5月17日月曜日

ゲームコントローラー



ph005ゲーム機に必ずついてくる「コントローラー」。実は、ハードメーカーの純正品以外にも、さまざまなサードパーティー製品が存在する。


例えば、太鼓型コントローラーや、ギター、ドラム、マラカス、ガン、レーシングハンドルさらには釣り竿型や刀型コントローラーなんてものもあったりするが、今回は普通のコントローラーのお話。


アーケード(ゲームセンターの)ゲームばかりやっていた松井は、「普通のコントローラー」よりも断然「ジョイスティック派」なのだけれど、近年のアーケード衰退に伴って、ジョイスティックで遊べるゲームがどんどん減っていき、なかなか引っ張り出す機会が少なくなっている。せいぜい、バーチャ仲間が家に来たときにプレイするくらい、ってところ。


で、いままでにいろいろなゲームコントローラーをさわってきた中で一番使いやすいな、と思ったのがニンテンドーゲームキューブのコントローラー。ボタンの配置、コントローラー部分の操作感が非常に優れており、直感的にプレイができた。


現在メインハードになっているXboxは、意外と使いにくい。アナログスティック部分が微妙な位置にあるため、敏感な操作が難しいためだ。ガイジンさんの手のサイズに合わせて作ったコントローラーを日本人向けにダウンサイジングした、と謳ってはいるものの、全てのボタン、方向キーを使うゲームになると、途端にボロが出てきてしまうのが残念だ。


使い慣れているPlayStation2のコントローラーをXboxにぶっさして使ってみようかと思う今日この頃。





2004年5月15日土曜日

クランに入れてもらった



ph004またまたゲームの話。


MMORPG(ものすごーい人数で一緒に遊べるオンラインロールプレイングゲーム。ファイナルファンタジー11や、リネージュなどがこれにあたる)では多くの「クラン」や「ギルド」が存在している。


MMORPGでの「クラン」「ギルド」というのは、乱暴な言い方をすれば「一緒にゲームを遊ぶお友達グループ」だ。


敵対するグループとの戦闘や、レベル上げなど「みんなと一緒にプレイすれば楽しいでしょ」的な発想からはじまったもの、らしい。


本当の語源は「氏族」と「商工業者組合」のはずなんだけれど、イメージ的には「盗賊ギルド」とかそっちの中世ファンタジー世界から来てるのかもしれない。


ま、それはさておき。


協調性ゼロで、いっつも俺様プレイをやりまくっている松井。有名どころのMMORPGもいくつかかじってはみたものの、いずれも数日で離脱してたのだが、とあるMMORPGに「半年ぶり」に復帰してみた。


半年も経ってみると、マイナーチェンジがあったり、新たな世界に行けるようになっていたり、さらにはフリーマーケット(プレイヤーがお店を開いているところ)の相場も上がっていてお金が全然足りなかったり、とまさに浦島太郎状態。


この手のゲームにかかわらず、とりあえず「デカ」くて「強そう」で「体力さえあればなんとかなりそう」なキャラクターを選ぶ松井、でっかい斧を持って、のっしのっしと(安全そうな場所で)モンスターを狩ってたところ、突然「耳打ち(個人宛に送るプライベートメッセージ)」が届いた。


ところが。


返信の仕方がわからない。適当なところをクリックしてみて、やっとこさ返信。いろいろとお話してみると「戦士さんを探しているのですが、よかったらクランに入りませんか?」とのこと。


(うわー、おいらを誘ちゃっていいのかなー。きっと下品なクランになっちゃうよ…)


と思ったものの、せっかくのお誘いなのでお受けすることに。


さそってくださったのは10人ほどの小さな所帯なれど、和気藹々としているいい感じのクランリーダーさん。


ほぼ共用語になっている略語…ネットゲームでは、タイプの手間を省くために略語を使うことが多い。例えば「Thank You →ty」「See You Again → cu」などなど。さらに、各ゲームごとに色々な言葉があり、覚えるだけでも結構面倒くさい…を一つ一つ教えてもらい、敵の倒しかたや、装備品などの情報を頂きつつ小一時間のプレイを楽しみ、その日はお別れ。


つかね、なんで半年間放置してたゲームを再開したか、っつとね。


仕事仲間が「一緒やってみる」つって俺に声かけて、その日のウチに飽きやがッた。


おまけに、彼らは無料期間サービスを受け、おいらは有料サービスに入っちまったわけで。


だもんで、しばらく意地でプレイする予定。


タイトル名はナイショです。





2004年5月14日金曜日

キーボード考



ph003ここのところ、随分長い間同じキーボードを使っている。


仕事用のWindowsマシンにIBMのUSBキーボード(ウルトラナビ付き)を二年ほど使用し続けている。


ライター時代に所属していた編集部では「一番書きやすいのはIBM」という説があった。過去にThinkPadを使っていて、慣れていたのもあるが、このキーボード、かなり使いやすい。


実際、ウルトラナビ(ノートマシンについているタッチパッド+マウス機能なのだけれど、この名前はなんとかならんのか)は不要だったりするのだが、マウス部分をさわらないようにするキータッチの姿勢が、どうも肩こり回避になっているようだ。


このキーボード、特筆すべきポイントが……ない。タッチ感、キーピッチともに「可もなく不可もなく」なのだ。


しかし、メーカー製PCに付属してくるキーボードはあんまりよろしくないポイントが多い…なんやら余計なボタンが付いていたり、矢印キーが変なところにあったりする…ので、この凡庸さが大事だったりする。


キー部分がフラットに並んでいるので、PCゲームをプレイするのにも向いている。指を滑らせるだけで、任意のキーを押すことができるからだ。


ただ、慣れるまでに左クリックボタンを間違えておさえてしまい、トリガーハッピー(突然トチ狂って銃を乱射)の末、TK(Team Kill、味方への誤射)をやってしまったこともしばしば。


いずれにせよ、何かいいキーボードないかな?という人にはオススメ。


ちなみに、最近話を聞かないエルゴノミクスデザインキーボード、誰か使ったことある人、います?





2004年5月13日木曜日

RAINBOWSIXにハマる。(2)



ph002昨日の続きから。


PCでの「快適な」操作に慣れた松井が、なぜコンシューマー機でのプレイにハマったのか。


その理由は、Xboxのオンラインゲームサービス「XboxLive」にある。


現在、しのぎを削っている3ハード…PlayStation2、ゲームキューブ、Xbox…ともに、それぞれ独自のネットワークゲームサービスを展開している。


その中で、ひときわ優れたサービスを提供しているのが「XboxLive」だ。


(ここでは、ハードウェアの巨大さ、発売直後のCD掘削事件に端を発し、ソフトベンダーが増加せず、いまだに「マイナーハード」の汚名を頂戴し続けている「Xbox」本体については触れないでおく)


「XboxLive」の秀逸な点としては、その汎用性の高いフレンドリスト(ゲームで出会った友達)の存在がある。


それは、各オンライン対応ソフトごとのフレンドリストではなく、「XboxLive」全体でのフレンドリストが常に表示される、ということだ。


「XboxLive」というとマイクユニットを使用しての「ボイスチャット」が有名だが、そんなに目を引くようなものではないこのシステム、使い込んでくると非常にありがたくなってくる。


一つのオンライン対応のハードで長い期間遊んでいると、当然所有するゲームが増え、よっぽど社交性の無い人間でなければ、それなりにフレンドが増えてくる。


「XboxLive」ではフレンドが「どのゲームで遊んでいるか」を確認することができ、さらに同じソフトを持っていれば「自分のゲームに招待」あるいは「フレンドのゲームに参加」することができる。


このシステムはネットワークゲームの「一緒に遊ぶ友達がいないとつまらない」、「新しいゲームを始めたばかりで友達がいない」という欠点を一気に補ってくれる。





FPSに話を戻そう。


基本的に、FPSは「人を殺してなんぼ」なゲームだ。


ほとんどの場合、会話もなく、淡々と銃を撃ちまくる殺伐としたゲーム内容になっていることが多い。


ところが、松井が現在プレイしている「RAINBOWSIX」、仲間は全部フレンドで、さらに長時間ゲームをやっているおかげで、どの声が誰なのかが一発でわかる。


「いまそこに、仲間がいる」。


たかがゲームではあるが、その「つながっている感」は非常にすばらしいモノがある。


FPSをプレイした事がある人ならば簡単に想像できるだろう。


フィールドにいる味方が全て声で連携を取り、敵と戦闘できる楽しさが。


エアガンを手に野山を駆け回るサバイバルゲームも魅力だが、実在する銃器をフルに使えるオンラインゲームの魅力もかなりのもの。


これはぜひ、経験していただきたい。





2004年5月12日水曜日

レビュー記事



昔「映画館評論家」なんて肩書きでレビューを書かせてもらっていた「CyberCREA」で再びお仕事を頂いた。


今回は「PICK UP HARDWARE」というコーナー。簡単に言えば、「モノ紹介」なのだけれど、この仕事、かなり面白い。


ただの紹介記事の場合…もちろん文字数にもよるけど…だいたい、メーカーの資料をそのまんま書き写しておしまい、なことがあったりする(ひどい雑誌の場合なんて見出しにまで使ってる場合もあるけれど、またそれは別のお話で)。


で、こういった「レビュー」っぽい記事だと、自分の視点でいろいろな書き方ができるようになってくる。


「ここが良い」とか「こう使うと面白い」とか。


そういった「松井のポイント」が読者さんにうまく伝えられれば「あの人のオススメなら」って思ってもらえるようになってくる。物書きなんて、「いかに共感してもらえるか」みたいなところがあるから、いい勉強になる。


結局、モノの紹介をする、ってことは往々にして「その商品を買ってもらう」ために書いてるわけだから、その人にいろいろなハードルをクリアしてもらわないといけない。


例えば、家具だったら、「お金を払う」以外に「今ある家具を処分」「中身を入れ替え」「部屋のレイアウト変更」etc...といった作業が待っている。


そういった面倒くさいことを「それでも欲しい!」と思わせることが紹介者の仕事になるわけだ。もちろん、一番大事なのは「モノの魅力」なんだけど。


口で「コレは面白い!」とか「いいよ!」っていうのは簡単だけど、それを万人に理解してもらえるように文章を組み立てるのはなかなか難しい。


だからこそ、やりがいがある。





ただ、鉄騎大戦の魅力はあんまり上手に伝えられてないみたい。


いや、面白いんだって。ホントに。





RAINBOW SIXにハマる。 (1)



ph_0511_01自他共に認めるゲームマニアの松井、現在「RAINBOW SIX(Xbox・アジア版)」にハマっている。


これは「FPS(First Personview Shooting)」と呼ばれるジャンルで、通常「三人称視点」のゲーム……自分が操作するキャラクターを見ながらプレイする、バーチャファイターなどの格闘モノや、ファイナルファンタジーなどのロールプレイングも三人称といえる…とは異なり、自分の視点がゲーム画面になる。


例えば、自分の位置を変えずに右を向こうとした場合には、「身体の移動操作」ではなく「視点の移動操作」を行う。


普段は「外から自分の動かすキャラクターを眺めて遊ぶ」ことが多いが、これに慣れるとかなり楽しい。


ただし、この手のゲームの場合、他のゲームでは滅多にない「3D酔い」という現象が起きることがある。


急激に移り変わる3Dの背景、そしてめまぐるしく変わる視点について行けず、車酔いに近い症状が起きてしまい、めまい、吐き気等をもよおすことになる。酷い場合は、寝込んでしまうこともあるそうだ。


ちなみに、車酔い止めを服用すると3D酔いは軽減できるが、毎回ゲームをやるたびに薬を飲むのはあんまりオススメできない。現役でバリバリゲーム大会に出ていたときは、その手の栄養ドリンクやらタブレットやらにお世話になっていたが、それはまた別のお話で。


もともと、PC用ソフトが多い「FPS」は、「ゲームコントローラー」ではなく「マウス+キーボード」で操作することを前提に作られていることが多いため、家庭用ゲーム機(コンシューマー機)でのプレイはひいき目にみても快適とはいえない。


もちろん、慣れればどうということはないのだが、一度でもPCでFPSをプレイしてしまうと、なかなかコンシューマー版には手を出しづらかったりする。


しかし、この「RAINBOW SIX」はコンシューマーならではの要素を加えているため、非常に魅力的なモノに仕上がっている。


(続く)





流行にのりたい気分+



HTMLいじるの面倒、っていうポジティブな感情からブログをスタートしてみる。


で、こういうのは最初が肝心らしいのだけれど、気楽にはじめるのが一番。


趣味の話やら、堅い話やら、いろいろやってみる方向で。