2006年3月14日火曜日

ゲームトーナメント運営って大変なのね



ゲームトーナメント運営にあたって、運営費をどこから捻出するかは、大きく分けて二つ方法がある(併用している場合もあるが)。


○広告、協賛系


○参加費徴収系


で。


WCG日本予選やCPL日本予選など、「企業が運営を行っているPC系トーナメント」は原則として無料(昨年の東京ゲームショウで開催されたWCG予選はTGSの入場券が必要だった)。


闘劇、ビートライブカップなどの大会は観客から参加費を徴収するスタイルになっている。


推測でしかないが、おそらくどのイベントもギリギリのラインでやっているだろうし、イベント単体で人件費を含んで黒字というイベントは存在していないだろう。


イベントを運営するにあたって、必要なコストは


○会場費(設営~撤収までの期間)


○機材費(ゲーム機やPA関連一式その他モロモロ)


○人件費(企業の場合は、イベント運営スタッフの月給、当日スタッフも含めて)


○宣伝費(パンフレットやWeb制作、広告など)


ざっくりとこんなものだろう。


でもって、収入要素としては


○企業からのスポンサード


○参加費徴収


○イベント後のDVD、雑誌販売


程度のもの。


単純に考えて、これで黒字(か赤字にならない程度)にもっていくためには、いろんなところを削っていかないとならない。


まず、その対象になるのは「人件費」。WCGやCPLなどの大会では、ほとんどのスタッフは「ボランティア」としてイベント運営を手伝っていた(この悪習がどこから来たのかは大体想像がつくが、そろそろ辞めるべきだと思う)。


イベント運営スタッフは「こういうイベントを定着させたい」という気持ちで動いているのは確かだけれど、そろそろお金を生み出す仕組みを作っていかないと、持たない時期に来ているのでは。


イベントで儲かるのは外注スタッフだけで、運営会社は結構厳しい状態というのは往々にして良くある話。(実際に自分も運営側、外注両方経験しているが別にこれは悪い話じゃないと思う。外部スタッフを使うのに「この事業は僕の夢なんで単価安くしてください」なんて通用するわけがない)


じゃぁ、どうするべきか、というところでいろいろな手段を考えていかないといけないということで、今日はここまで。





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