2006年4月27日木曜日

日本はプロゲーマーを成立させられるのか?その2



前回に引き続き。


で、お友達のしなさんが補足分析記事を書いてくださったので、ご紹介。ありがとうございます。


さて。


今回は「ゲームが競技として未成熟」というところについて、書いてみよう。ただ、ものすごい勢いで仕事前の時間なので、どこまで書けるかは不明。尻切れトンボになったらすいません。


まず、「未成熟ではない競技」とは何か、という話をする必要があるだろう。ここでの重要なポイントは「統一ルールが存在すること」。


ゲームにたとえるならば「去年と今年でバージョンが違ってはいけない」ということになる。


「将棋の駒の動きが毎年違っていたら?」


これでは、そもそも選手がついて行けないし、観客もルールを把握するだけで大変だ。


一部の競技では、時代の移り変わりとともに、ルールが若干変化しているものもある。バレーボールのリベロ採用、ちょっと前では野球のストライクゾーンの変更騒ぎなどもあった。


ただ、それはあくまでも特殊な例であり、ほとんどのスポーツ競技はルールが変わることはない……と思われる(もしかしたら、毎年微妙に変わってるのかもしれないけれど、松井の知識不足だったらすいません)。


では、ゲームはどうするべきなのか。


「一つ、完成されたゲームを作り出し、世界共通規格として普及させる」


これを実現すればいい。


ただ、ここには一つ、問題がある。


「メーカーがあんまりおいしくない」ということ。


メーカーがバージョンアップを重ねる、あるいは続編を作る理由は、単純に「バージョンアップ分のソフトが売れる」からであり、「完全なもの」を作ってしまうと、それ以上ソフトが売れなくなってしまう。


そこで、現状のゲームのビジネスモデル、というかシステムを若干変えてみればいいのでは、という提案になるわけだが……





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