2008年4月2日水曜日

「平成19年度 シリアスゲームの現状調査報告書」が発行された。



そもそも「シリアスゲームとはなんぞや」という人もいらっしゃると思うけれど、今回の調査報告では「社会の役に立つゲーム」としてシリアスゲームをくくっている。


「ゲームとはなんぞや」という部分にまで踏み込んで書いてあるので、かなり(調査報告に対してこういう表現が適切かどうかはわからないけれども)「おもしろい」と思う。





調査委員は、早稲田大学大学院の河合先生(今度ナムコから発売される「99のなみだ」の監修、ゲームの処方箋プロジェクトなど)をはじめ、「パックマン」の生みの親で、現在は東京工芸大学の教授の岩谷先生など、アカデミックなゲーム系の人々が多数参加されている。


松井もオブザーバーとしていくつかの記事を書かせてもらっていて、「シリアスにゲームをプレイすること」として「e-sports」を取り上げたほか、大阪電気通信大学への取材、川島隆太先生、陰山英男先生、香山リカさん、浜村弘一さん、馬場章先生、廣瀬道孝先生、サイトウ・アキヒロ先生へのインタビューを行った。


ゲームを今までとは違う切り口で見られる良い機会になったし、e-sportsなりプロゲーミングなりをやっていく上でもこういうところに気をつけていけばいいんだな、という気づきも見つけられた。





現時点では、紙媒体でしか存在しない報告書なので「読んでみたい」という人はどっかのタイミングでお見せできるようにしたい。


(あと、ゲーマーズラウンジにも持って行こうと思ってます)





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