2008年11月19日水曜日

アメリカDirecTV主催のプロゲーミング番組「Championship Gaming Series」終了へ



■プロゲーミングリーグ『Championship Gaming Series』が開催終了に


http://www.negitaku.org/news/9882/



Championship Gaming Series


『CGS』は、上記メディアが 2007 年に 総額 500 万ドルという高額な賞金 、チームフランチャイズ制、契約選手への毎月の給与支払いなどこれまでに例のない仕組みを持つ大会としてスタートしました。



ある意味、「プロゲーマーとしての理想系」に近かっただけに残念。


ゲームをプレイすること、そのプレイを見せることでギャラがもらえる数少ない機会だったのだけれども……。


採用ゲームも、WCGに比べて比較的日本でも受け入れられやすいものが多かったので、いつかは日本でやってみたいな、と思っていたのだが。


Negitakuでも指摘されているとおり、最近はゲーム系メディアの露出が少なかったのも気になる。




採算がとれなかった、というところが理由に挙げられているが、その多くがおそらくチーム維持費になるだろう。1チームマネジャーを含めて11人、それが世界で16チームあるために、年間のコストは相当な額になる。(さらに問題なのは、この閉鎖劇でその200人近くが職を失いかけていることだ)


■『Championship Gaming Series 2008』参加プレーヤーのサラリー


http://www.negitaku.org/news/8961/


また、CGSはプロ選手の入れ替わりが非常に多かったのも印象的だった。


たとえば、DOAだけでもシンガポール、バーミンガム、ロンドンなどで選手が入れ替わっている。


これは、CGSの特徴ともいえる「ドラフトシステム」によるものだが、これもプレイヤーからはあまり受け入れられるものではなかったようだ。


たとえば、5人チーム制のFPS、カウンターストライク:ソースの場合、当然ながら5人の連携が必要となってくるが、その5人はチーム単位ではなく、ここの選手として扱われるため、ドラフトが行われると毎回チームが入れ替わってしまう。そのため、戦術が体系化されておらず、個々のスキルの集合体としてのチーム編成になりがちなカウンターストライクでは、チームメンバーの頻繁な入れ替わりを経ても勝ち続けるのはなかなか難しいモノがあるだろう(これは、スポーツ的にはよくあることだが、ゲーム的には非常に難しいところだ)。





とりあえず、このエントリについてはここまで。


引き続き、CGSについて追いかけてみる。


※追記


多くのプレイヤーは、他のプロリーグへの移動を開始している模様。





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