2017年1月16日月曜日

10年続ける、ということの意味とやりかた

「日本一ゆるい」ゲームイベント、ゲーマーズラウンジ。

ゲーム機とゲームを自分で持ってきてね、というスタイルで、2006年に秋葉原UDX4Fにあったレストラン、東京フードシアター5+1ではじまってから、もう11年目を迎えようとしている。

そもそものきっかけは、UDXの4Fにある映画館や3D関係の施設や、レストランを横断的に利用してゲーム事業を展開するプロデューサーとして着任してしばらくたってから、「レストランにどのように集客をはかるか」の一環として「ゲームイベントをやってみよう」というところからのスタートだった。

なので、最初のゲーマーズラウンジは「映画館でゲームをしてからレストランで飯を食う」というコース的な展開をしていた。その中で「飲み食いしながらゲームしたほうが楽しいかも」と思って、店内にあるプロジェクターやモニターにゲーム機をつないでいまのようなスタイルに落ち着いた。

その後、レストランが閉店してしまって、目黒のカフェでやらせてもらったり、代々木のネットカフェでやらせてもらったり、いろんなことを試しながらも、いまはRed Bull 5Gのご縁でレッドブルのホールを使わせてもらっている。

10年以上イベントを続けるにあたって、大義があるわけでもなく、ここまでくると「いかにカロリーを使わずにイベントをやるのか」がカギになっているような気がする。

イベントをやるということにあたって準備が必要な会場手配、飲料の手配、スタッフの手配、機材の手配、ありとあらゆることを「楽にするために努力する」。少しでも負担になりそうなことはやらない。

Red Bull 5Gや、World Cyber Gamesといった「競技的」なイベントをやる一方、こういうかたちでのゆるいゲーミングなイベントもやる、そういうところで自分の中のバランスをとっているのかもしれない。

なんだかんだでこんなに長い期間にわたってイベントを継続できている、ということ自体、飽きっぽい自分からするとなかなか驚くもので、ただただ周りのご縁にいかされているなぁ、と思うばかりだ。

次回の開催は、2/4。
また、今年もゆるゆると遊んでいこう。
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